セル範囲のタイプ別要素数
タイトルのマクロは、以下です。
' セル範囲のタイプ別要素数
Private Sub Cells_Rows_Columns_Count()
' セル範囲A1:D3に対する操作
With Sheet1.Range("A1:D3")
Debug.Print .Cells.Count
' セル範囲内のセルの総数を出力する(12)
Debug.Print .Rows.Count
' セル範囲内の行の数を出力する(3)
Debug.Print .Columns.Count
' セル範囲内の列の数を出力する(4)
End With
End Sub各行の説明
Private Sub Cells_Rows_Columns_Count():- サブプロシージャの定義を開始します。
With Sheet1.Range("A1:D3"):Sheet1のセル範囲A1:D3に対して操作を行うWithブロックを開始します。
Debug.Print .Cells.Count:Range("A1:D3")内のすべてのセルの総数を出力します。Cells.Countは指定された範囲内のセルの数を返します。この場合、範囲はA1:D3で、行数が3、列数が4なので、セルの総数は3 * 4 = 12です。- 出力例:
12
Debug.Print .Rows.Count:Range("A1:D3")内の行の数を出力します。Rows.Countは指定された範囲内の行の数を返します。この場合、行数は3です。- 出力例:
3
Debug.Print .Columns.Count:Range("A1:D3")内の列の数を出力します。Columns.Countは指定された範囲内の列の数を返します。この場合、列数は4です。- 出力例:
4
End With:Withブロックを終了します。
End Sub:- サブプロシージャの定義を終了します。
まとめ
.Cells.Count: 指定範囲内のセルの総数を返します。.Rows.Count: 指定範囲内の行の数を返します。.Columns.Count: 指定範囲内の列の数を返します。
このプロシージャを使用することで、特定のセル範囲にどれだけのセル、行、列が含まれているかを簡単に把握することができます。これにより、範囲操作の際に有用な情報を得ることができます。

