Select Case 文字列を範囲で判定する
このマクロは、Select Case ステートメントを使用して文字列が特定の範囲にあるかどうかを判定し、結果をメッセージボックスで表示します。
' Select Case 文字列を範囲で判定する
Private Sub Select_Case_String()
Dim char As String
char = "3" ' 判定対象の文字列を設定します
Dim msg As String
' Select Case 文を使用して文字列を範囲で判定します
Select Case char
Case "0" To "9" ' char が "0" から "9" の範囲にある場合
msg = "半角の数字です" ' 数字の場合のメッセージを設定
Case "A" To "Z", "a" To "z" ' char が "A" から "Z" または "a" から "z" の範囲にある場合
msg = "半角のアルファベットです" ' アルファベットの場合のメッセージを設定
Case Else ' 上記のいずれにも該当しない場合
msg = "半角の数字でも半角のアルファベットでもありません" ' その他の場合のメッセージを設定
End Select
' 結果をメッセージボックスで表示します
MsgBox msg ' 判定結果のメッセージを表示
End Sub詳しい説明
このマクロは、Select Case ステートメントを用いて文字列が特定の範囲に該当するかを判定し、その結果に応じたメッセージを表示します。以下が具体的な処理の流れです:
- 変数の宣言と初期化:
Dim char As Stringで文字列を格納する変数charを宣言し、char = "3"でその値を “3” に設定します。Dim msg As Stringで判定結果のメッセージを格納する変数msgを宣言します。
Select Caseステートメント:Select Case charで、変数charの値に基づいて処理を分岐します。Case "0" To "9"は、charが “0” から “9” の範囲にある場合にマッチします。ここでは、msgに “半角の数字です” を設定します。Case "A" To "Z", "a" To "z"は、charが “A” から “Z” または “a” から “z” の範囲にある場合にマッチします。ここでは、msgに “半角のアルファベットです” を設定します。Case Elseは、上記のいずれにも該当しない場合にマッチします。ここでは、msgに “半角の数字でも半角のアルファベットでもありません” を設定します。
- メッセージボックスの表示:
MsgBox msgで、判定結果に基づくメッセージをメッセージボックスで表示します。
このマクロを使うことで、文字列が数値やアルファベットの範囲にあるかどうかを簡単に判定できるようになります。Select Case 文を用いることで、複数の条件をスッキリと記述できるのが特徴です。


