配列の初期化と開放 固定配列と動的配列の違い
このマクロは、固定配列と動的配列の違いを示し、配列の初期化とメモリの開放を行います。
' 配列の初期化と開放
' 固定配列と動的配列の違い
Private Sub Array_Erase()
' 固定配列の宣言と初期化
Dim 固定配列(1 To 3) As Long
固定配列(1) = 11 ' 固定配列の1番目に値を設定
固定配列(2) = 12 ' 固定配列の2番目に値を設定
固定配列(3) = 13 ' 固定配列の3番目に値を設定
' 動的配列の宣言と初期化
Dim 動的配列() As Long
ReDim 動的配列(1 To 3) ' 動的配列のサイズを指定
動的配列(1) = 21 ' 動的配列の1番目に値を設定
動的配列(2) = 22 ' 動的配列の2番目に値を設定
動的配列(3) = 23 ' 動的配列の3番目に値を設定
' 配列の内容を初期化(開放)します
Erase 固定配列, 動的配列 ' 固定配列と動的配列の両方を初期化
Stop ' 実行を一時停止してデバッグを行います
End Sub
詳しい説明
このマクロは、VBAにおける配列の初期化と開放を示しています。
- 固定配列の宣言と初期化:
Dim 固定配列(1 To 3) As Long
で固定サイズの配列を宣言します。ここでは、3つの要素を持つ配列です。- 配列の各要素に値を代入します。
- 動的配列の宣言と初期化:
Dim 動的配列() As Long
で、サイズが未定の動的配列を宣言します。ReDim 動的配列(1 To 3)
で動的配列のサイズを指定し、その後、各要素に値を代入します。
- 配列の初期化と開放:
Erase
ステートメントを使用して、配列の内容を初期化します。固定配列は各要素が初期値である0
にリセットされ、動的配列はメモリが解放されて未初期化の状態になります。
Stop
ステートメント:Stop
ステートメントは、コードの実行を一時停止し、デバッグモードに入るために使用されます。この位置で実行を停止して、配列の状態を確認できます。
このマクロは、固定配列と動的配列の操作方法、およびその違いを学ぶのに役立ちます。